鍵盤楽器といえば、鍵盤を叩くことによって音が出るのが特徴です。ですが、鍵盤楽器の音の出し方は厳密には鍵盤を叩くのが正解ではありません。鍵盤楽器は音を出すにあたっての方法は、大よそ5種類に分けられます。どの方法で音を出すかによって音は変わり、同じ鍵盤楽器というジャンルの括りでも、音の違いは大きく現れます。
ですので、各鍵盤楽器の音を聞き比べて、自分の好きな音色を奏でる鍵盤楽器を購入して、素敵な音楽を奏でてください。では、鍵盤楽器の音を出す方法と一緒に、その方法に合致する楽器についてご紹介します。
この弦楽器的鍵盤楽器は細かく分けるとさらに二つの種類に分かれます。
まず一つ目は弦を叩いて音を奏でる方法です。これは、言わずと知れたピアノが音を奏でる方法です。この弦楽器的鍵盤楽器の中では最も歴史の新しいもので、歴史的には後述するチェンバロの方が長いものとされています。このピアノの歴史がはじまったのは、バッハが没する一年前からと言われており、それでもバッハはピアノに触れる機会があったとされています。また、歴史上で天才的なピアニストと知られているモーツァルトは、バッハの息子であるヨハン・クリスティアン・バッハの膝の上に乗って幼い頃にピアノを弾いたことがあるといわれています。このモーツァルトは、3歳の頃からピアノを習い始め、6歳の頃にはすでに発表会を行うほどの実力を持っていたそうです。
そしてもうひとつは、弦をはじいて音を奏でる方法です。これは、チェンバロ、ハープシコードともいわれる鍵盤楽器です。外見はピアノに似ています。
ピアノとチェンバロは、外見は似ていますが、奏でられる音はまったく違います。それぞれ個性があり、適する曲や音楽も変わってきます。
この木管楽器的鍵盤楽器は、とても複雑な構造をしています。この鍵盤楽器は、鍵盤を押すことによって笛を鳴らすことができ、それによって音が奏でられます。これにはリードオルガンやパイプオルガンなどをはじめとしたオルガンや、持ち歩きができるアコーディオン、また小学生の時に一度は必ず触ったピアニカもこの部類に含まれる鍵盤楽器です。これらの楽器の特徴は、音です。とても個性のある音を奏でる楽器であり、オルガンようの楽曲なども作られています。
その名前の通りに鍵盤を叩くことによって、機械によって作られた音が奏でられます。この電子楽器的鍵盤楽器に含まれる楽器は、電子オルガンやシンセサイザーにあたります。機械的に作られた音では味気なく、つまらないのではないかと思いがちですが、まったくそんなことはありません。
技術の進歩によって得られた電子オルガンやシンセサイザーが奏でる音は高音質で、多種多彩な音の玉手箱ともいえるほどです。色々な音を楽しみたい。ピアノを置いておく場所がないという方にはオススメの楽器といえます。
あまりメジャーな鍵盤楽器の音の奏で方ではありませんが、この打楽器的方法では、鍵盤楽器の鍵盤を叩くことによって金属棒を叩き、それによって音が奏でられるという寸法です。
この方法で音を奏でる鍵盤楽器は、子供向けに開発されたピアノであるトイピアノや、鍵盤付きグロッケンシュピール(チェレスタ)と呼ばれるグロッケンシュピール(鉄琴)を、鍵盤を使って叩けるようにした楽器が主です。共通している点は、金属を叩いて奏でるものなので、とても愛らしい印象を与える楽器です。