多くの名曲を作り、華やかな生活を送っているように感じられるモーツァルト。数多くの名曲を作曲しているモーツァルトなのですから、お金に困っている様子というのは、想像しにくいものですよね。しかし、本当にモーツァルトは、ずっと裕福な環境で生活してきたのでしょうか?また、モーツァルトという人間はどういった人物だったのでしょうか?
幼少時代には、神童と呼ばれ音楽に対してのその才能は高く評価され、ザルツブルクの宮廷作曲家であるモーツァルトの父親はモーツァルトに多くの音楽に関する教育をさせたといいます。これによってモーツァルトは、当時やっと普及が始まったピアノを3歳から習いはじめたといいます。
また、逸話として、モーツァルトは「音楽の父」とも呼ばれるバッハの息子の膝の上に座り、ピアノ連弾を行ったと言われています。因みに、モーツァルトがはじめて作曲を行ったのは5歳のときで、さらに6歳の時にはマリー・アントワネットの母親であり、女帝と呼ばれていたマリア・テレジアの前で演奏を行ったといいます。
当初、モーツァルトは父親と同じくザルツブルクの大司教ヒエロニュムス・コロレドの宮廷に仕えていましたが、25歳のときにコロレドと衝突してしまい、それ以来ザルツブルクの大司教ヒエロニュムス・コロレドの宮廷から解雇されてしまいます。
それ以降は、モーツァルトはウィーンに定住し、フリーの音楽家として活動を始めます。そして翌年には、父親の反対を押し切ってコンスタンツェ・ヴェーバーと結婚しました。
余談・モーツァルトの妻は悪妻?
コンスタンツェは世界三大悪妻にあげられることもあります。しかし、本当にモーツァルトにとってこのコンスタンツェは悪妻だったのでしょうか?
主に悪妻として見られる理由として、「再婚したから」「モーツァルトの楽譜を売り払ってしまったから」などの理由があげられますが、これはその時代の状況を考えれば、仕方のないことだったといます。モーツァルトの妻として生活した8年間の間に6度の妊娠を経験し、6度とも出産をしたコンスタンツェに2人の子供を抱えて生活していく財力や力があったのか?と考えると、コンスタンツェが悪妻といえるでしょうか?