私たちにとって、もっと分かりやすい声楽家といえば、やはりオペラの舞台でその美声をもってオペラを楽しませてくれるオペラ歌手の方々でしょう。オペラ歌手=海外の声楽家と思ってしまいがちですが、日本にも多くの美声を持ったオペラ歌手の方々がいらっしゃいます。どうしても、日本においてオペラはさほど馴染みのある音楽ではないため、あまり知られていませんし、広き門ではありませんが、日本で声楽家としての道を目指す方がいないわけではありません。
小中学校で合唱などを行うと、必ずソプラノやアルト、バスなどに分かれて歌いますよね?合唱などにおいてはとても初歩的なことではありますが、これは、声楽家になってもとても重要なことです。誰でも音域にはある程度の得意、不得意と限界があります。それを見極めて声楽家は、どの声楽家として活動していくかを決めます。では、声楽家が目指すべき声楽家のポジションについてご紹介させていただきます。
もっとも高い音域を担当する声楽家をさす言葉です。オペラなどにおいてはヒロイン役の女性が担当することが多く、ソプラノの声楽家に憧れる女性も少なくはないでしょう。高音の綺麗な旋律は非常に聞き応えがあります。
また、ソプラノの声楽家として歌う場合には、技術力なども必要とされてきます。余談としては、オペラの全盛期には多くの綺麗な音楽が作り出されましたが、ソプラノの声楽家の喉を酷使する曲も多く作られ、声楽家たちの声楽家人生を縮めたのではないかという作品もあるそうです。
中間的な存在ゆえに、多くの課題が与えられることの多いポジションでもあります。本来は、アルトより高く、ソプラノより低いというイメージの強いメゾソプラノですが、オペラの舞台上においては、ソプラノと同じくらいの高音を求められたり、ドラマチックでありながらもソプラノとはまた違う力強さを持った声を必要とされたりします。因みに、メゾソプラノ担当者がヒロインになるオペラもあります。