ワルツは円舞曲です。ですから、その名前の通りに社交ダンスにおいて、ワルツは円を描くように優雅に踊るのが基本となります。ワルツを踊る基本は、三拍子のリズムを取りながら、なめらかな回転をできるだけ継続していくことです。そして、回転をしていく過程では、緩やかに体を上下させることも忘れてはいけません。
ワルツは踊るために作られた曲です。ですが、意外なことに一番初めは社交ダンスのために作られた音楽ではないのです。では、何ためにワルツは作曲されたのでしょうか?何度もいうようですが、ワルツは踊るための曲ですから、踊るのです。そう、ワルツはバレエのために作曲されることが多かったのです。その証拠に、多くの人に知られているチャイコフスキーの「花のワルツ」は有名なワルツの演目であるくるみ割り人形に使用される音楽です。
このように、ワルツはバレエに適した音楽でした。ですが、当時のダンスを好む人達の間で、自由にダンスを踊って楽しもうという精神が生まれ、それに感化されて生まれたワルツで踊るダンスが、現在多くの人達に社交ダンスのワルツとして親しまれているのです。
このワルツにおいて重要な部分は、足裁きです。ただ、ダンスショーとして見ている分には、踊っている人の外見やドレスの豪華さである程度は誤魔化せるとは思うのですが、やはり大会などにおいて審査などをされるとなると、確実にそれだけでは高得点を得ることはできないでしょう。
ワルツは優雅であまり無駄な力を必要としない簡単なダンスだとイメージされている方が多いかもしれませんが、非常に基礎が大切なダンスであり、ある意味でレベルの高いダンスと言えます。元々は「自由に踊る」が基準となっているダンスなので、特別難しい決まりもなく、大会などではなく、ダンスパーティーなどで踊る分には非常に親しみやすいダンスといえるでしょう。
音楽のワルツとは関係ありませんが、最近お茶の間を騒がせている「ワルツ」があります。それは、「春のワルツ」という韓国ドラマです。この春のワルツ。どこかで聞いたことのある単語の組み合わせだとは思いませんか?季節と音楽の形式。この2つの単語が組み合わされた韓国ドラマといえば、社会現象ともなったあのドラマです。哀愁漂うピアノの音色、真っ白な雪の中寄り添う2人の男女……。いうまでもなく、ヨン様でお馴染みの「冬のソナタ」です。
この春のワルツは、冬のソナタの続編ではありません。ですが、ユン・ソクホ監督が手がける「四季シリーズ」と呼ばれるシリーズのドラマです。そして、この春のワルツはこの四季シリーズの最終章なのです。ヨン様は出ていませんが、冬のソナタ、夏の香り、秋の童話などの四季シリーズと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?